「ペンで書けるか」が文字か否かの区別にならないだろうか

ぼくは「絵文字は文字じゃない」という感覚を、きちんと理屈で表現することにずっと固執している。今日もそんなことを考えていたところ、"『ペンで書けるか』が文字か否かの区別にならないだろうか"という天啓を受けたので、ここに書き残しておきたい。

日本語のひらがな、カタカナ、漢字。もちろんペンで書ける。アルファベットももちろんペンで書ける。

約物もだいたい書けそうだ。塗りつぶしがめんどくさいが♪(音符)も楽譜で手書きするものだ。 www.weblio.jp

だが〓(下駄記号)が書けそうにない。 www.weblio.jp

下駄文字の成り立ちを調べたところ、活字印刷の時代に生まれたものらしい。つまり"ペンで書かない文字"だ。現状の自分の理屈だとペンで書けないのだから文字じゃないことになる。 読めない文字を「下駄」にする?/機関誌づくりブログ/第一資料印刷株式会社

文字をペンで書いていた時代は文字は全てペンで書けていたが、ペンで書かなくなった時代からはペンで書けない文字が生まれる。そういう結論に落ち着きそうだ。

このままだと"絵文字は文字じゃない"という持論を説明できない。困った。まだまだ考えよう。